まず基本的には「カードローン」や「消費者金融」を使わないといけないような生活自体を洗い直さないといけないわけですけれど、
「お金がなくて子供の中学の制服代を消費者金融で賄った」という記事も見ました。
母子家庭で生活が苦しいとのこと。。このような必要経費にローンを使うとなると、家計立て直しには、福祉等も必要になってくるでしょうね。。
しかし、一番危ないのは「一般家庭」が上記のようなローンの使い方をしている場合だと思います。健康な夫婦が揃っているのに、福祉の手を借りるなどは非常に難しいわけです。
カードローンや様々なローンがあったけど、何とか退職金で返せた事例
はい、ズバリなな実家です(*´∀`*)
父は報酬月額60万円弱ありました。手取りは37~40万円
保険等を会社団体で入っていたため、かなり控除が多いです。
住宅ローン月7万円、ボーナス払い34万円ほど。
大きな買い物だけは意外と無茶はしないんですよ。
37万円以上の手取りで7万円の住宅ローンって、すごい堅実経営ですよね?
残り約30万円は何に使っていたのか 普通に使途不明^^;
まず公共料金等の固定費は意外と堅実なんですね。
電気や電話をなながあまり使わないのは、実家の生活を見ていたからなんだろうな~。
しかし、カードローンを月2万円ほどしており、
さらに、変動費の把握を全くしていないため、
月20万円前後は「食費や日用品以外は使途不明状態」でした。
追い打ちをかけるように、住宅ローンのボーナス払いも、現役の間に34万円以下の支給額になってしまったため、さらにカードローンを頼り自転車操業状態へ。。
ここまでローンが膨らんでも家計を立て直せたのは退職金のおかげだった
退職金は1000万円単位です(5000万とかじゃないよw)
はっきり言ってこの退職金がなければ、死ぬまで働かないといけない家計だったと思います。
退職金で家のローンは完済させようと思っていたようですが、
カードローンや車のローン等も完済させようという気持ちはなかったようです。
特にカードローンの金利はものすごく多いことを説明して、全額借金返済へ。
退職金が出た当時のカードローンの残高はおよそ50万円程度。
その残高に対してそのまま返していたら、確か10万円程度利子で取られるくらいの計算だったように記憶しています。
車のローンはカードローンよりは金利率は少ないものの、元金が多いので、こちらもやはり10万円以上の利子がついていました。
初めは「退職金が減る」と、かなり難色を示していたのですが、ローンを返してしまうことで、月々約5万円ほどのローン返済代がなくなる。という方向で説得しました。
住宅ローンが月7万円ですから、実に月12万円も浮くことになります。
月12万円の固定費削減は、思った以上に快適だったみたい(*´▽`*)
この説得が納得いったらしく(利子の方が大事なんだけどね( ‘ω’)b
住宅ローン500万円、車のローンおよそ200万円、カードローン50万円の合計約800万円程度のローンをすべて退職金で完済させました☆彡
それから2ヶ月後くらいだったかな。
「さすがななだね。すっごい生活楽になったんだから!!」と超喜んでくれました☆彡
何度も説得した甲斐ありました~(*´∀`*)
中小企業勤めのなな家で全く同じことをしたら退職後も借金が残るのだ~!
60歳の段階で、住宅ローン含め、各種ローンで800万円の残高があったとします。
貯金はほぼありません(カードローンしてるということで)
なな夫の会社の退職金、推定4~500万円程度。
それより少ない可能性も大いにあり。
そう!中小企業の退職金って、借金のアテにできるほど多くないんですよ!!
500万円もらったとしても、返済どうしますか?
とりあえず返せる分は返しますか?また貯金0になりますけど???
貯金が0の上にまだ300万円借金残ってますが???
夫が60歳で退職金をもらえて、65歳まで働けたとしても。。
父と同じ条件だったとしても、手取り20万円前後でボーナスなしということになります。
20万円のお給料からローン代を引かれたら、実質15万円とかで生活??
今までカードローンで生活費等を補ってたご家庭が、さらに下がったお給料内で生活できないですよね?
ということで、ここからさらにカードローンを繰り返し、旦那さま65歳でも、大した借金額は減ってなくて。。。。Σ(゚д゚lll)
年金額が現役のお給料を上回ることは、積立などしてない限りありえません。
ですので「一生働かないと」となってしまうわけですね。
退職金をあてにするべからず。現役のうちに借金はすべて片づけてしまおう!
もちろん住宅ローンも含めたすべての「ローン」と名前のつくものです。
住宅ローン70歳まで月8万円で組んだとして、
70歳まで「30代と同じ体力で今の仕事を続けられる」と思ったら大間違いだと思うの~。
もしも年金が13万円しか支給されなかったら?
13万円から8万円払わないといけない。ということになるかもしれない。
健康に気を付けているつもりでも、精神疾患で動けなくなるかもしれない。
「あの家だって、住宅ローンも車のローンもしてるんだから、うちだって大丈夫でしょう☆彡」
というわけじゃないんだな~。
「あの家」と「自分の家」の条件が一緒じゃないんですよね。。
お金は「自分設計」でしっかり管理しなくちゃですね☆彡