扶養内主婦パートに大打撃となるかもしれないこの「厚生年金のパート適用拡大」のお話。

厚生年金 パート適用拡大 日経新聞

今までご主人の扶養に入るために年収130万円以下に抑えていた。いやいやうちは103万円以下にしていたよ。という方もいらっしゃるかなと思います。

そこでこのややこしい「厚生年金のパート適用拡大」で何が起こるか。を実際のおおよその手取り額の目安とともに見ていきます。

 

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月収7万円のパートをしている場合、手取りは5.8万円になってしまう

実際の負担額はまだわからないので、今時点での協会けんぽの北海道の保険料を見てみます。

パート厚生年金

月収7万円が当てはまるところを見ます。厚生年金は半分は会社負担ですので「折半額」というところを見ます。

 

月収7万円(40歳以上)の場合、社会保険4018円 厚生年金8052円

実はね。「厚生年金に加入=社会保険に加入」です。だからね。2つ払わないといけないの。40歳以上なら介護保険も払うの(´;ω;`)ウゥゥ

ということで社会保険が4018円 厚生年金は8052円、合計で12070円天引きされます。

 

ですので手取り収入額としては

7万円ー12,070円=57,930円

約5.8万円になってしまうのです。。。

 

単月だけ6.8万円を超えるのは大丈夫。おおよそ3か月以上6.8万円継続する場合に適用

今現在の協会けんぽの場合の社会保険の扶養の考え方です。

  1. これから(今までは関係ない)
  2. 継続して
  3. 月収6.8万円以上

の場合に適用。という形です。

  • 普段は3万円だけども、忙しい月は8万円になってしまう⇒この場合は厚生年金加入条件にはならないと思います。
  • 3か月間は月3万円、残りの期間は月8万円⇒この場合は適用になるのかな?と思います。

 

あくまでも「今現在の」「協会けんぽ」の場合の条件です。このパート適用拡大の制度ができるときは全然違うかもしれません。

 

月収6.8万円だと所得税住民税は払わない

よく聞く扶養の年収の「103万円」とは何か?というと「所得税、住民税を払うかどうか」のラインになります。

厚生年金パート

今までは年収103万円以下であれば、健康保険や厚生年金はもちろん、所得税や住民税も引かれてなかったはずです。

しかし厚生年金加入の適用拡大になると月収6.8万円の場合、所得税と住民税は払わないけれども社会保険と厚生年金は払う。ということになります。

 

厚生年金だけ入りたい。というのはできない。必ず社会保険とセット

主婦の方ですと「社会保険は主人の扶養に入っているし必要ないです!」と思ってしまうのですが、厚生年金だけ加入。というのはできないんですね。

これはセットなんです。セットというか同一のもの(>_<)

 

厚生年金に加入していれば将来年金をもらえる額は増える

ここまで何となく「パートで厚生年金に加入って損じゃない?」という印象の強い記事でしたが、もちろんメリットもあり。

当然ご主人の扶養の時よりも、将来年金をもらえる額は増えます!

 

その他、もしも一定以上の障がいになってしまった場合の「障害年金」も、ご主人の扶養のときよりもグンと手厚くなります。

決してデメリットばかりではない(*´ω`)

 

社会保険は普段は変わらないが入院時などは恩恵がある

普段の病院は3割負担で変わらず

普段かかる病院は扶養の時代と変わらないです。。自分で負担してるのだからせめて2割とかの恩恵はないのか。と思ってしまうところですが残念ながらありません。

 

扶養から外れているため、入院時等はご自分の収入の高額療養費が適用になる

メリットになるのは入院など「医療費が多くかかったとき」です。

社会保険(国保もあります)には「高額療養費制度」というものがあって、入院等、医療費が多くかかったときに「上限額」というものがあります。

高額療養費制度とは?

そのため、手術などで100万円単位でかかってしまったとしても、自分で払う額はおよそ10万円程度で済んでしまいます。

 

月収6.8万円なら高額療養費制度の上限が月6万円前後になる。

もしご主人が月収30万円程度の場合ですと、上限額はおよそ9万円くらいなのですが、社会保険に加入するということは扶養から外れますので、ご自身の収入で計算されます。

なので月収6.8万円だとしたら、入院費用がおおよそ月6万円前後となります。

そうそうあることではないしあっても困るが、いざという時は少しメリットかな!?

 

月収7万円前後だと手取りが減るので考えどころ

今まで扶養に入っていた人からすると、月12000円の負担が増えてまでものメリットはあるかな~?というところではあるんですよね~。

単身だったり世帯主ですと、厚生年金や社会保険に加入することは大きなメリットがあるのですけれどもね。

ニュースに出ていましたので記事にしてみました^^

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