あくまでも「使えるかもしれない」ということで、自分が実際に使ったわけではないので、ご了承ください。ただし、この方法を使えたとしたら、相当入院費、医療費は軽減できると思われます。

入院施設のある病院では、必ず「ケースワーカー」という、入院代が高くて困っているなどの金銭的なことに関して相談に乗ってくれる専門家がいます。

まずは、入院先のケースワーカーに相談してみるのが一番だと思います。
その中で「こういう方法は使えますか?」と聞いてみてもいいかもしれないです^^

 

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同じ医療機関に何度も通い、医療費がかさみそうなときは患者を世帯分離する

実際は一緒に住んでいてもOK。
あくまでも「書類上別世帯(世帯分離)」にする。

未成年の子どもはできないと思います。あくまでも「成人」の場合です。

 

例:患者さん30歳 統合失調症で入退院を繰り返している場合

患者さんと同居している人は、父(58歳)母(55歳)患者さん。

患者さんは、入退院を繰り返している状態なので「働いて得ている収入」は「0」と仮定。

 

この場合「58歳のお父様」が「30歳の患者さん」を扶養している。というケースになっている場合が多いと思います。

ここで「書類上で患者さんだけ別世帯(世帯分離)」すると、
高額療養費の区分が変わってくるため、かなり金銭的負担が減ります。

 

高額療養費制度をうまく利用して、半年で20万円も負担が少なくなる!

患者さんを世帯から外すと、患者さんは収入が0ですから、当然「住民税非課税者」となり、
お父様の扶養時の高額療養費制度の上限よりグッと低くなるんですね。

 

また、患者さんは国保に入る必要がありますが、患者さんの所得がないので、大きな金額にはならないです。

患者さんが障害年金受給者の場合も「所得」にはなりませんのでご安心ください。

 

H27年1月からの高額療養費制度(一ヶ月の同じ医療機関の負担金)70歳まで

高額療養費

 

例えば、お父様の区分が「ウ」だとしましょう。

すると、最初の3ヶ月はおよそ月80、100円の負担(食事代は別)
4ヶ月目からは月44000円の負担になります。

患者さんを扶養に入れている場合「月80100円+α」を払わないといけません。

 

患者さんが別世帯扱いになれば高額療養費区分が「オ」になる。

別世帯にすると「患者さんだけの所得」で計算されるため、

最初3ヶ月は35400円、4ヶ月目からは24600円となります(食事代は別)

 

患者さんが半年入院しなくてはならない場合の負担額の差

お父様の扶養に入っている場合

「80100円×3ヶ月=240,300円(医療費によってはプラスになる可能性あり)」

「44000円×3ヶ月=132,000円」

合計 372,300円+αの自己負担額が発生します。これに食事代等が加わります。

 

患者さんを世帯分離した場合

「35400円×3ヶ月=106,200円」
(低所得者になるので、医療費部分のプラス負担金なし)

「24600円×3ヶ月=73,800円」

合計 180,000円の自己負担金で済みます。食事代も加わりますが、一食分も低くなるので、実質支払額はさらに広がります。

 

ということで、実に「192,300円+α」分の差が出てきます。

 

世帯分離をして本当に大丈夫かは、検討する必要があります。

「成人した子ども」の場合は、本来ならば家を出て、別世帯になるのが「一般的」ですので、おそらく「世帯分離」したとしても、さほど影響はないかもしれませんが、

「配偶者を世帯分離」すると、後々、おそらく年金関係などなど、
ややこやしい問題が発生するるかもしれませんので、
そのあたりは、よく聞いて考えてから実行された方がいいのかな?と思います。

 

患者さんが「入退院を繰り返す、通院が長引く」場合、
同じ医療機関でしたら、月の医療負担金は通院も入院も合わせて「月35400円限度」になりますので、かなり負担が違ってくると思います。

 

あくまでも「できるかどうか」はわかりません。

また、家族で同時に医療費が多くかかってる場合は「扶養者全員」の合算ですので、扶養のままのほうがお得なケースもあるかもしれません。

 

まずは、病院のケースワーカーにご相談ください^^

家族に患者さん一人の場合、この方法ができるかどうか聞いてみる価値はあるかと思います。

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