かんぽ生命の養老保険は、先日の記事のあと、他の養老保険型を調べてみたところ、思い切りデメリットだらけかも?ということが判明しました。
返戻率も保障もかんぽ生命よりいい養老保険型の商品を見つけましたので、別記事にいたします。あえてメリットを言えば、かんぽ生命の破綻リスクが少なく(思える)ところかな?実際はどうかわかりませんが。。
今回は、養老保険全体の「デメリット」を書いてみたいと思います。
考え方一つなのですがね。。
死亡保険を下ろした際、養老保険の掛けてきた金額は戻らない
と私は解釈してるのですが、そうですよね?
例えば、かんぽ生命の養老保険普通型、500万円の死亡保障つき、
40歳、満期10年の年払い金額は「512,725円」です。
もしも41歳で亡くなったとしましょう。
例え1年後でも「500万円」下りてきます。ここはOKなんです。
問題はここから。
では、掛け捨て死亡保険をかけていたとしましょう。
全く同じ条件で年間掛け金は「15,410円」なんですね。
もし41歳で亡くなっても、500万円下りてきます。
掛け捨て保険と養老保険で手元にいくら残るか
養老保険の場合 500万円受け取ります。512,725円払い込んでいます。
なので、手元に残る金額は4,487,275円になります。
月払いにすれば、1年1ヶ月目に死亡となれば、年払いよりお得かもですが、1年経っている場合、年払いより、当然払込額は増えます。
掛け捨て保険の場合。同じく500万円受け取ります。15,410円払っています。
掛け捨て保険で1年で亡くなった場合、手元に残る金額は、ほぼ500万円近いのですよね。
これがもし、45歳で死亡とかになると、さらに手元に残る差が開きまくります。
単純に10年の半分の5年なので、実に250万円以上が「掛け捨て」となってしまいます。
掛け捨て保険の場合、5年払い込んでおよそ77,000円。
手元に残る金額差、実におよそ240万円以上の差が開いてしまうんですね。
死亡保険は掛け捨てで十分という理由はここにあるのだと思います。
貯金と100%割り切って養老保険を利用しよう!
「死亡保険」に重点をおいてしまうと、上記のようなことになる可能性があります。
死亡保険を主に考えるのならば、掛け捨ての方がお得な場合が上記例です。
養老保険を「貯金」として考えれば、少しだけ見方も変わります。
かんぽ生命の養老保険は元本割れしてますが、元本が100%近く、もしくはそれ以上戻ってきて、死亡保障ももっといい商品もあります。
そうであれば、仮に5年後亡くなったとしても、掛け捨て保険と比べればかなり痛いですが、
逆に考えれば、250万円の貯金をして、500万円返ってきたことになります。
こんな「貯金」凄すぎますよね?年利20%?うん?何%だろ??
250万円を5年定期にして、500万円になって返ってくることは、今の時代なら絶対ないですよね?
そして、無事に10年過ぎて満期金を受け取る際、元本割れしない商品の養老保険ならば、実質掛け金0円で死亡保険に入っていたことと同様になりますよね^^
ということで、今は「低金利で配当金等もよくないので、死亡保険は掛け捨て保険で備えよう」というのが主流にはなっておりますが、
養老保険もかんぽ生命の社員さんに勧められるままに入ってしまうのではなく、よくよく商品を理解して、デメリットもしっかり押さえた上で入りたいですね^^
こんにちわ、初めてコメントさせていただきます。節約も気になり自分なりにとりくんでいますが、ななさんの考え方が好きです。嫌なことも多い世の中ですが応援しています!
こんばんは。初めてコメントさせていただきます。いつも、楽しく読ませていただいています。家計が苦しくなり、固定費を削りたくて訪問して以来、参考にさせていただき、かなり固定費削減して楽になってきました。ありがとうござます!変動費はまだまだ、改善の余地ありありですが。
養老保険の記事だったので、もし何か参考になることがあればと思ってコメントさせていただきます。
うちは、ソニーの養老保険に入っていて、5年払込みで100万くらい積み立てる保険に入り、先日払込みが終わりました。子供が生まれたときに保険屋さんに、学資保険に入るより、養老保険を学資保険の代わりに使う裏わざ?を勧められました。積み立てて、子どもの学資保険が必要になった時に途中解約すると、学資保険より利率がいいということでした。ただ、自分で解約手続きしないといけないので、忘れないでね、とのことでした。今回の記事とは直接関係ないことですみませんっ。
これからも記事楽しみにしています。