先日「オリックス生命のライズ」という「貯蓄型生命保険」に入ってみようと思うのだよ。と書きましたが、保険屋に勧められて、20代から60歳満期の貯蓄型保険に入っている方のご相談をお受けしたことがあります。
貯蓄型生命保険は、やっぱり20代からは基本的には必要ありません。
なぜかというと、先日の記事にも書いたように、途中解約すると元本割れが大きいため「満期までは下ろさない」と思ってないと損な商品です。
そして、20代からの人生は、子どもが生まれる、幼稚園に入る、小学校、自分が病気になるかも。。と 「お金かかるのは今でしょ!!」という場面が多くなります。
じゃあどうすりゃいいんだよ! という解決策を考えてみました。
保険屋を通してる場合、保険料の組みかえをしてもらう
オリックス生命のライズなど「通販型商品で、自分自身で決めて入った商品」はこういう融通は効かないです。多分。
しかし「保険屋に勧められた場合」
死亡保障を下げて、保険料も下げて、満期まで持っていく。という方法を相談してみたらどうかな?と思います。
貯蓄型生命保険は「満期まで保険を払い続ける」というのが一番大事なところだと思います。
途中解約は、かなりもったいないです。
生活できない。。という場合は仕方ないと思いますが。。
そうなる前に手を打てるのなら打っておいた方が、貯金面ではお得です。
保険屋を通すということは、保険金の中に保険屋の給料も入っているのです。
まあ、通販商品も保険金の中に保険屋の給料が入っていますが、その額の差は大きいのです。
その代わり、何か困ったときに相談できる!という強みがある。
それが保険屋を通す最大のメリットだと思うのですね。
「保険料の組みかえとかは無理ですね」とか、あっさり言っちゃう、やる気の感じられない(°д°)保険屋に、あなたの人生のお金を任せてはなりません!!
と個人的には思うの(゚∀゚ )
貯蓄型生命保険の具体的な組み替え方の一案
一般的には、30代前半までは老後のことなど考えなくていいです。
平均的な人生を歩んだ場合、30代前半は、子どもがいるとすれば乳幼児期です。
一生子どもは作らない。という選択をしてる場合は、ある程度老後に備えてもいいかもしれないですが、子どもがいる場合は「子どもにかかるお金」は待ったなしなんですね。
ですので、老後の貯蓄は、この時期は最低限でいきましょう。
同じく貯蓄生命保険型のライズで例をとってみたいと思います。
28歳男性、60歳満期
死亡保障 200万円まで下げます。
そうすると、ライズの場合ですが、掛金が月3452円になります。
これで、60歳時にはどうなるかといいますと
掛ける期間が30年以上になりますのでね。かなり返戻率はいいですね☆彡
死亡保障200万円では足りませんよ!!
はい。わかっております( ´▽`)
では足りない分はどうやって補填するかというと「掛け捨て死亡保険」です。
同じく28歳男性、子どもの成人する年齢を考えて25年満了にしてみましょうか?
死亡保障1000万円掛けましょう(あくまで例です)
25年も1000万円保障があって、掛け捨て保険の方は月1726円です。
掛け捨てですので、当然掛けた保険料は戻ってきません。完全に「安心料」です。
しかし、もう50歳を過ぎてるのならまた違うかもですが、
20~30代の場合はとにかく「今すぐ使えるお金を1円でも増やす」
ことが大切なんですね。
貯蓄型生命保険に2万円掛けてしまったら、2万円は実質60歳まで下ろせないのです。
下ろすこと自体は可能ですが、途中解約してしまったら、100万円掛けてきたのに60~70万円しかおりないイメージで考えていてください。
もったいないでしょ?貯金してれば「100万円」だったのに。。。ですよ。。
学資保険として機能しないか保険屋と検討してみる
もしも、子どもが高校生あたりに、掛けた金額分ほぼ戻ってくるのであれば、そこで解約してしまうのもありかもしれません。
もちろん、保険屋にしっかり試算してもらい、大きく元本割れしないように気をつけましょう!
なな個人的には、保険料を最低限まで下げてもらった方がいいと思いますが、
(保険料は満期までは基本元本割れするはずなので)
学資保険として、大きく損しないのであれば、それもいいかなとは思います☆彡