先日「心身障害者扶養共済制度」という記事を書きましたが、書きながら「あれ?」と思ったことがあったんです。
「心身障害者扶養共済制度は元を取れるか真剣に考えるのに、何で医療保険や生命保険は元を取れるかを真剣に考えないの?何で(ななの中で)聖域化してるの?」とね。
以前「一人150万円の医療費の準備があれば医療保険はいらない」という記事を書きました。その引用記事の中に「医療保険で元が取れる人は少ないです。相互扶助ですので」と書いてあったんですよね!!
保険って相互扶助。助けられる側に回る可能性が少ないから経営できる
助けられる側というのは、保険金を受け取るということね。
保険金を受け取ること自体は、年齢が高くなるほど多くなると思います。
仮に終身保険に入った場合、数度は保険金を下ろす機会があると思います。
じゃあ保険に入ってた方がいいじゃんって思うのですが、では今度は「元を取るための計算」をしてみましょう。
掛けた保険の元を取れるのか?の計算をしてみる
一度の入院60日型。日額5000円のななが入ってる保険で考えてみましょう。
オリックス生命の旧キュアです。
掛金は年払い20010円(月およそ1670円)31歳開始。
50年間掛けると20010円×50年=1,000,500円の掛金です。
では、81歳までに、何回入院すれば元が取れるでしょうか?
今は入院が短期化してると言われてますので、運良くすべての入院が60日制限にかからなかったとして、
およそ100万円の掛金で日額5000円降りますので、200日入院すれば元が取れることになります。
ななはこの間21日間入院してますので、あと179日。
60日制限がありますので、全部60日入院だとするとあと約3回の入院で元が取れる☆彡
仮に手術すれば10万円降りるので、もっとハードル低くなるかも♪
手術怖いので、10万円降りなくても手術しないで済む人生の方がいいですけどね。。
今は60日も入院しないんだよ。という声がちょっとイタイですが、
全然元取れないんじゃない?と思っていましたが、ななの場合は元を取ることが可能「かも」しれない(*´∀`*)
コープ共済持病のある人もOKの保険に掛け替えした場合
これはななの興味で計算してみます。少しだけですが、掛金が安くなるので。。
ただし、保障もかなり下がるので、さあ結果はいかに!?
まず、39歳加入 184日型 日額2000円保障
掛金 月1000円(割戻金あり)
65歳までの保険のため、
掛金は12000円×26年=312,000万円の掛金支払
平均して13%の割戻金があった場合、40560円が割戻しなので、実質の掛金は
271,440円と仮定します。
元を取るためには、271,440円÷2000円=135日の入院
を65歳までにしないと元は取れないです(´・ω・`)
65歳まで。。微妙。。。入院するかな~!?
障がい者なんだけど、内蔵は超健康なんだよな~。。パニック障害で入院する可能性もかなり低くなってきてるし。。
これが「80歳まで」とかなら、かなり自信ある日数ですけれどね^^;
医療費貯金もトータルで考えるとどちらが得なのか?
となると、コープ共済のような気がしませんか?
正確には、どちらが得かは、いつどのくらい入院するかで変わってきますけれどね^^;
まず、70歳を超えると、夫婦2人で月44400円以上(一般の場合)は医療費かかりません。
オリックス生命を終身で掛けると、今から81歳まで計算しても84万円の払込が必要です。
ななだけの分ですので、2人分ですと約170万円
2人ともコープ共済に変えると、65歳打ち切り?になり、約55万円の掛金で終わります。
その差115万円が「貯金」となります。
老後115万円あると、70歳以上になったら、25ヶ月分の医療費賄えちゃう。。
ただし、コープ共済の最大の欠点はなんといっても
「万が一があった場合、現役時代を支えきれない」ことなんですよね。。
何も降りないよりは足しにはなるかな?程度。。(持病ありの場合ですが)
若いうちは健康で安心料ならばコープ共済、病気になったらオリックス生命。。
ああ、この不確か感で聖域化してしまうのかな~~。。(諦めるな!考えろ!なな!)