今回は「減災」
「家の中の危険を減らすには?」ということを考えてみたいと思います。
震度7にもなると、家具の耐震対策はほとんど意味をなさなくなるんだそうです。
東日本大震災で震度7を経験した親戚曰く「色んなものが飛ぶ」そうです。
それなら耐震補強とかしなくてもいいね。というわけではなく、
もちろんしておこうと思っています。
しかし「耐震補強をしてもどうしようもないほど」になったとき、
どう「減災」するのかを考えていきたいと思います。
やはりモノは常に必要最小限にしておく
極端な話、もしも家に何もなければ、対策自体必要ないよね。と思ったんですよね。
- 食器棚があるから食器棚を補強し、食器が出てこないように対策し、
- タンスがあるから、タンスの耐震補強を。。。。
一般家庭ならキリがないほど「地震対策」が出てくるはず。
かと言って、「何もない部屋」にするのは、モノに囲まれて生きている私たちには相当難しいはず。
「地震対策のために食器全部捨てよう」というのは、悟りを開かない限り難しいと思う。
地震が落ち着いて家を片づけるときでも「これは必要なもの」といえるものだけ残す
それが一番難しいのがなな家ね(;´・ω・)でも、今やらなければならないと思う。
家のモノが飛び散りまくったときに、
「これどこから出てきたねん」というモノ
「これ捨てる予定だったのに、何で取っておいたの!!」
など
しかも平常時ではない、精神的にも身体的にも極限に疲れているときですから
何で「いらないモノ」を片づけるのに労力費やしてるの?というものを一つでもなくしていかねば。
本当に必要なものならば「片づけ自体は大変」じゃないと思うから。
例えばまとまったお金が入っている通帳を片づけるのに
「何でこの通帳取っておいたの?」とは思わないでしょ?
極論を言えばそういうことで
「本当に必要」と自分自身が思っていれば、片付けるときに、
いらぬイライラが少しでも減ると思うのですよね。
ゆるりまいさんの部屋の良さを今頃わかった情けない私
ゆるりまいさんは震災経験者で、震災を通じて「何もない部屋」を確立されました。
断捨離とかゆるい?感じではなく本当に「何もない部屋」なんです。
- イエモより引用
「ゆるりまいさんの部屋はステキだけど、自分の家は、もう少し生活感がほしいな♪」
とか思っていた私。
いかにも震災の経験のない、ボケ~っとした発言ですわ。
もうね。正直ゆるりまいさんのレベルまで行くのが「本当の減災」であり「家の姿」じゃない?と今は思ってる。
「生きていく」のにたくさんの「モノ」が必要?いらないものにお金使ってるんじゃない?
暖かい食事があって、家で安心して寝られて、最低限の着替えがあり、
トイレやお風呂に自由に入れる。
地震が起こり、避難所生活を余儀なくされたら
きっと、これらさえ「ぜいたく」に思えてくるんだと思う。
そう考えたとき、ゆるりまいさんの部屋を目指すくらいの気持ちでちょうどいいのかも。。
そう考え始めながら、まだまだ汚部屋クラスの我が家の「捨て」を頑張りたいと思っています。