この記事はですね、逆に節約に励みすぎてる人に、ちょっとだけお願いなんです(*´ω`*)
節約とは関係なく「サンタはいない」と子どもに言っている方にも。。
そんなの家庭の事情なんだからいいじゃん。人に言われることじゃないよ。と言われれば、その通りです。なんですが、
幼稚園の先生時代、そして、夫を見ていて、私が個人的に感じていることです。
「100円でもいい。サンタさんにプレゼントをお願いしてください!」
サンタさんが来ないことを、子どもは思っている以上に気がかりにしています
そんなこと言って、あんた(なな)こそ、周りが行かせてるからとか関係ない。
習い事も塾も最小限でいいとか言っちゃってさ。
そっちのほうがよっぽど「子どもに愛情ないんじゃないの?」と思われる方もある。と承知の上で書かせてください。
私が幼稚園の先生だったころ、クリスマスが近くなると、やはり一斉保育の中で「クリスマス」を取り上げる時代でした。
今は敢えてしない保育をしているところもあるかもしれませんが。。
20年前といえども、色んな家庭があることはわかっていたので、クリスマスの保育は、
自分なりに最大限に配慮したつもりでした。
しかし、クリスマスの話題が出ると、必ず子どものほうから
「サンタさんにおもちゃ頼んだんだ~!」という声が上がるわけですね。
うちもうちも~♪と盛り上がる中、一人の子が
「うちはサンタさん来たことない」と寂し気に言いました。
私は、あとからその子と2人の時間を作り、
「○○ちゃんはとてもいい子だよ。悪い子だからサンタさんが来ないんじゃないんだよ。
それだけはいつまでも覚えててね」
と声かけしました。
本当はどうやって声をかけるべきだったのか。全体保育で伝えるべきだったのか。
新米で先生としての力のなかった私は、いまだにこの季節が来ると胸が痛みます。
夫も幼いころクリスマスをやったことがなく、トラウマが大きいです。
夫の家の方針だったようですが、クリスマスを家でやったことがないそうです。
サンタさんも来たことがないと。
だから、自分の子にもサンタのプレゼントの用意をしようとか、夫は考えたことないです。
そのあたりは全部私一人でやっています。
子どもが幼いころ、夫に「24日の明け方に子どもの枕元にプレゼント置いて!」と頼んだら、
「何で?必要なの?」と。
その顔はいつもの「ほんわか」ではなく「険しく」なっているのがすぐわかりました。
「何で?(サンタなんて)必要なの?」は、幼き日の自分自身に言い聞かせてるんじゃないかな。って、妻としてそんな気がした。
夫は、母親が苦労して働いてきて、普段家にいなかったことに関しては、多分トラウマはないと思います。
そんな夫ですら、幼き日は毎年周りで盛り上がるクリスマスやサンタクロースの話をつらい思いで聞いてきたんだろうなと、私は思っています。
サンタさん、お金なんてかけなくていいです。プレゼントをください。
今から書く例は、本当にお金がなければの話ですが、「豪華なパーティー」なんて必要ないと思うんです。
半額になったお惣菜買って一つの皿に盛って「オードブル風」で全然いいと思うんです。
ケーキも、高価なケーキなんて必要ないと思うんです。
ましてやましてや、サンタクロースのプレゼントに何千円もかける必要も全くないと思います。
本当に「うまい棒10本詰め合わせ」とかでもいいと思うんです。
「みんなと同じくクリスマスができた」
ただこのことだけで、子どもは大人が思う何十倍も嬉しいと思うんです。
学校で「うちもクリスマスパーティーしたよ!サンタさん来たよ!」と言えること。
これが思っている以上に、子ども心としては嬉しいと思うのです。
塾や習い事と違って、一年に一回のことです。
クリスマスのプレゼントやらを節約したところで、年間数千円です。
この「数千円」は決して「無駄使い」ではなく、
子どもにとっては「最高に生きたお金」となるはずです。
「クリスマスをいかに安く、楽しく過ごそうか♪」ということには大賛成ですが、
「クリスマス自体が無駄だから一切やらない」と思っている方がもしあれば、お子さんの教育費と割り切って、ぜひ、やってほしいな。と願います。
よくよませていただいておりますが、初めてコメントいたします。
なんだか今日の記事はとても共感しました。
サンタさんがかわいい子供たちみんなに来ると良いですね。
そして将来、サンタが親だとわかった時に、大事に育ててもらったんだな、と思いますよね。
そして送る方にも子供の笑顔は最高のプレゼントですよね。
さわさん、ご訪問、コメントありがとうございます。
「みんなと同じことばかりしなくてもいい」というのも、その時々で違うものじゃないかな~。と思いながら、難しいところもあるかもしれないけれど
書いてみました。
本当にお金がかけられないのならかけなくてもいい。
「わー!サンタさんがプレゼントくれた~!」というその幼いからこその感動と思い出を残してあげたいですよね。
私も、みんなにサンタさんが来ることを願っています。