就学援助費というのは、みなさんの子どもの頃からある制度なので「何のことだか全くわからない」という方はいないかと思います。

先日、就学援助の申請用紙が学校から渡され、その中に「就学援助認定の収入基準」というものがありました。

なな家は3人家族なので、そこだけ見て「就学援助はやっぱり基準厳しいんだな」とか思っていましたが、完全に自分視点のみでした。
4人、5人家族ですと、十分に基準に入る可能性もありますよ!

 

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なな自治体の場合の就学援助費の収入基準の目安です

本当はもっと細かいのですが、一部を抜き出します。
書いてある数字は総年収(サラリーマンの場合源泉徴収票の支払い金額)です。

なお2015年度、北海道の一自治体の場合です。

 

世帯構成 (一例)と就学援助該当年収の目安

世帯構成 持ち家 それ以外
2人 母、子(小一) 約280万円 約293万円
3人 父、母、子(小3) 約314万円 約327万円
4人 父、母、子(小3、4歳) 約357万円 約371万円
5人 父、母、子(中3、小6、5歳) 約431万円 約444万円

持ち家だと就学援助に該当する年収が少し低くなりますね。

ちなみにどの世帯でも、子どもに中学生がいるともっと基準がゆるくなり、年収がもっと高くても就学援助に該当します。

 

子ども3人だと年収400万円以上でも就学援助に該当する

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ななの周りは田舎だからもあるせいか、子ども3人は珍しくありません。

ですので就学援助の基準は、今の「年収総300万円時代」にしてみたら、さほどキツくないんですよね。

もっと言えば子ども2人家庭の年収350万円という基準も、それなりに当てはまるんじゃない?という印象ですね。

 

なな家は3人世帯なので、年収314万円というと結婚したてのころの収入です。

なので「ああ、月収17万円+ボーナスくらいの金額じゃないと、やっぱり就学援助は難しいのか。。」と思っていたのですが、子どもが多ければそんなことない(*´ω`)

 

「就学援助=クラスに数人」という時代は終わりました。もし該当しそうであれば申請できます!

 

昔は就学援助というとこっそり出していたが今はむしろ普通らしい

ななが小学生のころ、友達が就学援助を出すのに付き添った記憶があります。 確か「春休み」に出したような記憶があります。もしくは学校が完全に終わってからだったかな?

「人目に触れないように万全の準備をして、職員玄関から」入った記憶があります。

「就学援助」というと、アラフォーくらいの方ですと、そういうイメージありませんか?

 

なので「就学援助を出すって、なんかどうなんだろう。。」と思う方もいるかもしれませんが、
先程も書いたように「至って普通家庭」でも就学援助の基準にかかる時代なんです。

「一億総中流」の時代に育った私たちの時から、ある意味、時代が逆行してるのかも。。

 

とりあえず学校に申請用紙は出してみたら?くらいになっている

幼稚園卒園のときに就学援助の話になったとき、上の子がいるママが

「学校の先生なんて、就学援助とりあえず申請してみて。くらいな感じだよ」と言っていましたよね。

というわけなので、就学援助を出すのに 「こっそり、誰にもわからないように、細心の注意を払って」出す時代ではなくなってるんじゃないかと思います。

もちろん地域性もあるでしょうが、庶民が住むところであればむしろそんな感じかもな~。と中学ママになって思います。

 

今はさしあたって必要がないとしても、家計状況が変わって就学援助を受ける必要も出てくるかもしれませんから、就学援助のことは頭の片隅に置いておくといいかなと思っています。

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