サラリーマン家庭ですと「手取りで家計のやりくり」が標準になってしまい、
「控除」なんてほとんど見たことないですわ。という方も少なくないはず。

ななも多分にもれず、2年くらい前までは「控除」なんてほとんど気にしたことなかったです。

「多少気にはしてるけれど意味がわからない」というのが正しいかもしれない。

 

しかし!今のなな家では毎月の「控除」は月で6万円前後引かれています。
月で6万円も「控除」というものに払っているのですよ!これは知っておかねば!!

 

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給料明細の控除というところをもう一度よく確認しましょう!

まずは「自分の家の控除額」を知ることから始めよう!
知ってしまうと「ちょっと待て。うちめっちゃ払ってるやんか!」って思うはず。

しかし「控除」の項目はただ毎月何げに引かれているわけではなく、
「いざという時に大きな支え」になってくれるものでもあります!

 

お給料から払っている「控除」というところを給料明細から見つけよう

なな家オットのお給料の「控除」の部分。月のお給料です。

給料明細 控除

この月は67500円も引かれてるだろ~~~(*_*)

ちなみにボーナスにも「控除」ってあります。

 

【重要】控除の項目の「制度」を再確認していきましょう!

なな家は控除は最小限だと思います。そんな「最小限」でも実はかなり充実しています!

健康保険

これは知ってるよ~。病院に行くときに受付に出すやつでしょ?
それ以外に何か使い道あるの?って?

 

あるんです。しかもめっちゃすごいです。

高額療養費制度

一番大きいのは入院等をして大きな医療費がかかった場合に
「高額療養費」という制度を使うことができます。

「大病したら治療費だけで一か月に30万円とか必要なんでしょう?」と思っていた方に朗報♪

 

平均的な年収であれば、病院からの医療費の請求が30万円とかになっても

自分で支払う額は、1か月6万円~8万円前後で済みます♪

ただし、知らないで手続きしないでいると、そのまま30万円払うことになり、
実に20万円以上も余計に払ってしまうことになりますので、

「入院や長い通院をしたらまずは高額療養費の手続き!」と覚えておこう♪

 

傷病手当金

病気やケガで4日以上継続して休まなければいけなくなった場合に、
お給料のおよそ6割程度が健康保険から支給されます。

大病のときに一番心配なのが「お給料がなくなってしまうこと」だと思います。
そんな心配からも守ってくれるのですよ♪

※国保加入者は傷病手当金の制度はありません

 

介護保険

40歳以上になると徴収されます。

これもかなりパンチの効いた保険なのですが、まだ勉強不足なため、
自分できちんとわかり次第また追記いたします。

 

厚生年金

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ああ、お年寄りになってももらえるかどうかわからない。とか言ってるやつでしょ?
はい。確かにその通りなのですが、実は、老後の年金だけじゃないのです。

なな個人が「老後の年金よりよっぽど大事」だと思っているのが
「障害年金」というものが出ることです。

 

障害年金は、病気や大きな事故等で働くことができなくなったときに下りるもので、
これは、年齢は関係ありません。

だって、明日事故に合うかもしれない。

ですので、老後の年金うんぬんはひとまず置いといて(!?)

障害年金は厚生年金や国民年金(自営業)から出る」ここは要チェックです!!

 

雇用保険

引かれている額が少ない割には、かなり助かる保険です。

会社をやめて次の就職先を探すときに「失業保険」というものが出ます。

支給額は給料日額の45~80%

自己都合退職と会社都合退職では、支給開始日や給付日数が大きく変わりますので、
このあたりは一記事しっかり取りたいと思います。

 

所得税、住民税

これは調整のしようがないでしょ?と思っていました!

実はサラリーマンも節税(税金を少なくすること)が可能なのです!

最も有名なのが「ふるさと納税」というものです♪

 

もしも一つも知らなかったとしたら人生で300万円以上の差が出る!?

稼ぎ主が60歳になるまでに

  1. 家族の入院費で合計50万円かかった。
  2. 2回退職、就職をした
  3. 自分自身がかなりひどいうつ病で2年間働けない時期があった

という人生を送ったと仮定します。

 

1番の家族の入院費。

仮に2か月で50万円かかった場合、高額療養費制度を申請していれば、
ひと月8万円前後の自己負担でいいので、20万円用意してあればおつりがきます。

 

2番の「退職、就職」

ハローワークで失業保険の手続きしながら仕事を探せば、
失業保険で数か月で50万円もらえたかもしれない。

 

3番の「大病での休職」

仮に入院せず、通院だけだったとしても「傷病手当金」の対象になります。

お給料が30万円だったとすると、月18万円前後×18か月間(が最高)が支給されます。
これで324万円。

障害程度によっては、障害年金もプラスされます。

 

今30歳だったとすると、60歳まで30年もあります。
上記程度の人生の波が起こる可能性は十分にあります。

 

サラリーマン家庭は「手取り」しか興味ない場合が多いかと思いますが(←昔のなな)
毎月払っている膨大?な「控除」分を、いざという時にはしっかり活用しましょう!

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