固定金利と言えば「フラット35」が有名。35年間金利が変わらない=月の返済額が変わらないので、マネー計画が非常に立てやすい。

しかしひと昔前なら3年固定?並みのありえない超低金利が、なんと「民間の長期固定金利」でも出てきています。

2018年3月現在 20年固定 1.16%

 

ちなみにほんの10年前は「3年1.3%」でも「金利めっちゃ低い。今が底」という感覚でした。それが組み始めから20年も続いてくれるというね。

さて、この長期固定の超絶低金利を生かしてうまく住宅ローンを逃げ切ってしまう作戦です。

 

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20年間1.16%はSBIのネット専用住宅ローンでの金利です。

SBIネット専用住宅ローン

SBI住宅ローンより引用

変動金利は20年固定より金利が低いのはなぜかというと、ザクっとわかりやすく言えば
「その時の情勢に伴い上がり下がりするから」

つまり急に金利が上がり返済額が増える可能性が大。ということ。

なので長期の固定金利は契約時の金利が高くても魅力が大きいのですね☆彡

 

地銀ですとまだ「固定3年」を選ぶ場面もあるのかな?と思うのですが、固定3年というのは
「3年間の金利」なので、4年後からは金利が上がるかもしれない。

10年先なんてもっとわからん。
しかし長期固定金利ですとそういう心配が相当減ります。

 

20年固定金利が1.16%という低金利の威力はすごい

今はマイナス金利ですのでね。10年前なら到底考えられないような金利がついています。長期固定で1%台というのがまずすごいのよ。

無理のない借入金額にすれば「ありえないほどの超低金利」の恩恵をこれだけ受けられるよ。という例を書いてみたいと思います。

 

1500万円の借入金額 20年1.16%だと最初20年間は月返済額44000円
  • 1500万円の借入
  • 最初20年間固定 1.16%
  • 返済年数35年
  • ボーナス払い0

でシミュレーションしてみました。

住宅ローンシミュレーション

住宅ローンシミュレーション

我が家の今の年収3倍がおおよそ1500万円なのでそこでシミュレーションしてみました。

月返済額は44,000円以下。

こうなると「近所の安いアパートの家賃並み」になってきます。
しかも20年は変わりません。

へ~!すご~い!余裕♪ってのはまだ早い。ここから「本当の余裕」に持っていきましょう!

 

年収3倍なら最初20年間も余裕がある。その間に繰り上げ返済の資金を作ろう!

  • 年収500万円
  • ご主人35歳
  • お子さんが6歳、4歳。でシミュレーションしてみます。

上のお子さんが中学に入学するまでの6年後~下のお子さんが大学を出る18年後までは貯めづらい時期。それ以外は貯め時期。

  • 貯め時期には頑張って繰り上げ返済用で年間100万円貯金します。
  • それ以外は教育費をローンに頼らず家計内でやりくりする。

そうすると貯め時期で800万円も貯めることが可能デス☆彡

 

年収500万円で月の返済額が44000円なら「繰り上げ返済用だけで年間100万円」は無謀ではないはず。

そうすると、20年後の住宅ローンの残高はおよそ720万円。旦那様55歳にはローン完済デス☆彡

 

車などの大きな出費があって。という場合でも、35歳スタートなので60歳ゴールで考えたなら、あと5年伸ばせます。

残高が減っているので、仮に金利がおよそ倍の2%になったとしても、あと5年の月返済額は「46,016 円」で済みます。無理のないローンだと希望が見えますでしょ?^^

 

変動金利は今の金利は低いが、いつ返済額が上がるかという心配がずっとある

変動金利というものはインフレなどが来たらあっという間に4%とかになる可能性もあります。

ここ数年ならばまだしも、10年以上先の金利は、多分有名な経済学者でも読みきれないです。

 

なな的「変動金利で組むと有利な人」は「どんどん繰り上げ返済ができる自信がある人」

低金利のときほど長期の固定金利も低くなるため、銀行でも今は長期固定金利を勧めてくる感覚があります。

 

民間の長期固定金利の良さはフラット35にくらべて団信が充実している

団信というのは簡単に言うと「借主の万が一の時は住宅ローンの返済をしなくていい、保険で完済してしまう」保険のことです。

実はフラット35は「団信」というものはなくて、自分で別に入る必要があります。これが住宅ローンの残高が多い最初のうちは保険料も高いんだな~。。

 

民間の住宅ローンですと、金利の中に団信も入っている場合がほとんどですので、その分もお得感があります(*´▽`*)

参考:なな家の住宅ローンは8大疾病保障というものに入っています。

まあ、ほんとは保険料が金利の中に入っているんですけれどもね。フラット35とはこんな違いもあります^^

 

無理のない借入額を守って今の長期固定金利を生かせば住宅購入も現実的になるかも。

無理のない借入額=年収の4倍以内、理想は3倍以内

ここが大事。

ここさえしっかり守っていれば、今は長期固定金利がなんと言っても「1.16%」の時代ですから、シミュレーションしてみた通り本当に無理のない計画を立てることができますよ☆彡

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