私自身がSBI銀行を使っているわけではないのですが、何度か借り換えようと思ってかなり調べている銀行ではあるので、その「調べた」中での思ったことを書いてみたいと思います。
SBIのネット専用住宅ローンは他の銀行と比べて金利が低く、それが一番の強みと言っても過言ではないのかな?と個人的には思っています。
その上で「落とし穴」になるのかな?と思っている部分を書いてみたいと思います。
住信SBI住宅ローンの最大の落とし穴?は8大疾病保障の内容かな?
ガン団信が下りるのは「診断時」ではなくて「就業不能」になってから
まず最初に落とし穴としてあがるかな?と思うのは、
「ガン団信が下りる条件の厳しさ」です。
リンク内に詳しく書きましたが、SBIの場合ガン団信が下りるのは「就業不能状態」がまず条件に上がります。これは意外と基準が厳しいのですね。
同じく8大疾病保障でも、ガンの場合のみは「生まれて初めてがん診断を受けた場合」に住宅ローンが終了するタイプもあります。
この「がん団信」は、今の住宅ローンと比べてよく検討したほうがいいかもしれません。。
繰り上げ返済時に保証料が返ってこない
そもそも「保証料が0円」なのがSBIのネット専用住宅ローン。
しかし最初に払う諸費用の額は他の銀行と大差がないです。
なぜか?「返還のない事務手数料が高いから」
1100万円ほどの借入金額ですとおおよそ23万円になっています。
「事務手数料は最初に頂く手数料」でしかありませんので、繰り上げしても戻りません。
どんどん繰り上げていこうと思ってる方は、少し心に留めておいたほうがいいかもです。
保証料0円でも保証はされます。繰り上げ返済時に戻らないだけです。
SBI銀行や他のネット住宅ローンは「保証料0円!」のところが多くないですか?
保証料が0円でも、払えなくなったときはきちんと保障されます。
(銀行に対して保障するだけで、あなたは今度は保証会社に残りを払うのですよ^^;)
そこは大丈夫なのですが、「繰り上げ返済しても戻るお金」というのはありませんよ。ということ。
「保証料」であれば繰り上げ返済時に返還されます。そのときの条件で違いますが、200万円の繰り上げ返済ですと、大方2~3万円戻ってきました。
ネットの銀行なので対面での相談が基本的にはできない
銀行に対面で相談したい場面とはいつかというと
「支払いが厳しくなったとき」が一番差し迫ったときかな?と思います。
そのときに「すぐに支店に行って相談しよう」というのができません。そもそも「(顧客で対面する用の)支店」がないから「ネット銀行」ですものね。
電話で相談はもちろんできますでしょうけれど、気になるところではありますよね。
いやいや。そんな弱気で住宅ローンに立ち向かってはならぬ!(は?w)
安い金利をゲットしてどんどん繰り上げていく!
そのくらいの「攻め」の姿勢で住宅ローンには立ち向かいましょう!!
うん。まあこのくらいの勢いがあってちょうどいいのが住宅ローンだと思います。
借りようとしているならば、気になることはすべて調べておくと落とし穴にはならない。
なぜ「落とし穴」と感じるかというと「常識だと思っていたことと違っていたから」というところも大きいかなと。
- がん団信ってがんと診断されたらすぐ下りると「他の人から聞いていた」
- 繰り上げ返済で保証料が返ってきたと「他の人から聞いていた」
こういうところが多いのだけども、借りようと思っている銀行のことで、気になることはしっかり調べる。
よくわかった上で利用するならば、金利が低い銀行なのでかなりお得です☆彡